子ども会にお世話になってたからこそわかること

子ども会ってみなさんは参加していましたか？

僕は小学校の頃、ガッツリ参加させてもらったましたし、子ども会のイベントをめちゃくちゃ楽しみにしていました。

どうもこんにちは、大道芸人Ｋｅｉです！

 

大道芸人としてデビューして間もない若手の頃に子ども会からの出演依頼があり、パフォーマンスに訪れたことがあったのですが、そのショーが今でも記憶に残っている思い出となっています。

子ども会でのイベント出演では、パフォーマンスだけでなく体験メニューを希望される場合が多く、その場合はバルーンアートの体験やジャグリングの体験を行います。

その時の会もバルーン体験が付いているプランでした。

ショーはまあ当時にしては可もなく不可もなく、まあちゃんと出来ていた（と思っていた）のですが、その後に行ったバルーン体験で雰囲気が一気に変わりました。

子どもたちが体育館のステージ裏まで走り回って誰も言うことを聞かなくなり大暴れ。

最後まで賑やかすぎる体験となってしまいました。

バルーン体験の進行に隙があったといえばそうだったのですが、1番大きな見落としはこのイベントが子ども会のイベントであるとあう認識でが欠けていたと言うことでした。

学校の体育館というフィードだったので、学校生活の中での行事のように誤解しがちなのですが、学校生活と子ども会では子どもたちのテンションが違います。

学校ではある程度の緊張感を持って参加している子が多いのに対し、先生がいない子ども会イベントでは、自己を解放してテンション上がっている状態の子どもたちが多いのです。

自分が子どもの頃を思い出してみれば、テンションが上がって役員のお母さん方を困らせてしまったこともあったかもと申し訳なくなります。

子ども会イベントを成功に導くためには、演者としての緊張感をしっかりと持ってショーにも体験にも取り組む必要がありますし、なにより1番大切になるのが子ども達との関係性です。

仲良くなるに越したことはありませんが、舐められすぎてはダメなわけです。

ここは経験がものをいう部分で、ちょうど良い距離感、ちょうど良い関係性をショー中に完成させることがミッションになるといえます。

そう考えると、僕は子どもの頃に子ども会に参加して楽しませてもらって、大道芸人になったからもいい勉強をさせてもらってると言えるかも知れません。

今年度もまだこの後、何本か子ども会のイベントのお仕事を頂いています。

子ども会を取り巻く状況は以前とはだいぶ変わって、子ども会活動自体が少なくなってきている今日この頃ではありますが、大道芸人として子ども会活動を盛り上げる関わりができたらと考えつつショーに、体験にと頑張っていきたいと思います。